携帯電話の普及

日本に携帯電話が普及したのは、1992年のNTTドコモの誕生が切っ掛けになります。それから徐々に色々な携帯会社が登場し、携帯会社独自の端末などを開発、販売しておりました。その為、今のiPhoneのようにどの携帯会社でも同じ機種を使えるということはなく、切磋琢磨しながらすさまじいスピードで携帯電話は進化していきました。1999年には、携帯を利用している方の増加により、それまで携帯電話の番号に使われていた10桁から、現在の11桁に増えました。また、同じ年にドコモがi-modeサービスを開始したり、カメラ付き携帯電話が発売され、多くのユーザーを虜にしました。

2002年には、写真付きでメールを送ることができるサービスであったり、着うたなどのサービスが開始され、翌年の2003年には動画を送信することができるサービスが追加されました。2004年には、おサイフケータイの端末が発売され、2005年には、ワンセグチューナーが搭載された携帯が発売されることになりました。その2年後となる2007年には、海外で初代のiPhoneが発売されましたが、国内での販売はなく、日本にiPhoneが上陸したのは、2008年のiPhone 3Gになります。つまり1990年代の前半から2008年までは、日本国内では、スマートフォンではなく携帯電話が一般的だったということになります。